「住宅省エネ2023キャンペーン」は、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、家庭部門の省エネ強力に推進するため、住宅の断熱性能の向上や高効率給湯器の導入等の住宅省エネ化を支援する新たに創設された3つの補助事業の総称です。
交付申請期間：2023年3月31日～予算上限に達するまで
『こどもエコすまい支援事業』[国土交通省]
こどもエコすまい支援事業は、エネルギー価格高騰の影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能（ＺＥＨレベル）を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して支援することにより、子育て世帯・若者夫婦世帯等による省エネ投資の下支えを行い、2050年のカーボンニュートラルの実現を図る事業です。
注文住宅・新築分譲の場合
補助金額：1住戸につき100万円
対 象：2004年4月2日以降に産まれたお子様がいる
2022年4月1日時点でご夫婦のどちらかが39歳以下
上記の「どちらか片方」に該当するご家庭が対象です。
リフォームの場合
補助金額：30万円～最大60万円
(1申請あたりの合計補助額が５万円未満の場合は補助申請できません)
対 象：世代を問わず対象工事を実施するリフォーム
補助額が合計5万円以上（1回の申請につき）
必須工事：開口部の断熱改修
外壁、屋根、天井又は床の断熱改修
エコ住宅設備の設置（節水型トイレ・エコキュートなど）
任意工事：子育て対応改修（ビルドイン食器洗機、浴室乾燥機など）
防災性向上改修（窓、ガラス交換など）
バリアフリー改修
エアコンの設置
リフォーム瑕疵保険又は大規模修繕工事瑕疵保険への加入
『先進的窓リノベ事業』[経済産業省・環境省]
既存住宅における熱損失が大きい窓の断熱性能を高めることにより、エネルギー価格高騰への対応（冷暖房費負担の軽減）や、2030年度の家庭部門からのCO2排出量約7割削減（2013年度比）への貢献、2050年ストック平均でＺＨＥの水準の省エネルギー性能の確保への貢献を目的とする事業です。
補助金額：５万円～最大200万円
対 象：窓（ガラス）を交換（断熱改修）するリフォーム工事
『給湯省エネ事業』[経済産業省]
家庭のエネルギー消費で大きな役割を占める給湯分野について、高効率給湯器の導入支援を行い、その普及拡大により「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」の達成に寄与することを目的とする事業です。
補助金額：エコキュート 5万円/台
ハイブリット給湯機 5万円/台
エネファーム 15万円/台
対 象：新築注文住宅に、対象機器を購入し設置する
リフォーム時に対象機器を購入し設置する
既存給湯器から対象機器への交換設置を条件とする
既存住宅を購入する
※補助金の重複・併用ができない場合があります。
詳しくはこちらから→https://jutaku-shoene2023.mlit.go.jp/
