フクタハウスによる安心・安全をデザインする防犯住宅のススメ!何を対策すべきか徹底解説


なぜ今、防犯リフォームや防犯住宅が注目されるのか


昨今ではメディアで取り上げられる「闇バイト」などをはじめ、住居侵入のニュースが後を絶ちません。そうした社会情勢もあり、新築時から防犯性の高い住宅を求める声が増えています。実際に、後から窓を交換するより家づくりの段階で対策を検討したほうが効率的で、より効果的なプランを立てられるのが大きな魅力です。


とはいえ、「具体的に何をすればいいの?」と戸惑う方も少なくありません。ここからは、家のなかでも侵入の多い“窓”を中心に、防犯対策のポイントをご紹介します。



家づくりと防犯を同時に考えるメリット


1. 後からのリフォームよりコストを抑えやすい

完成後に窓ごと交換したり、シャッターを取り付けたりする工事は高額になりがちです。設計段階で防犯要素を組み込むことで、予算とデザインの両立がしやすくなります。


2. デザイン・性能の一体化が可能

家の外観や間取りに合わせて、美観を損なわずに最適な防犯方法を計画できます。たとえば窓位置の高さや数、ガラスの種類などを、専門家と一緒に最初から相談できるのは大きな利点です。


侵入が多い「窓」をどう防ぐか


1.防犯ガラス


1-1.防犯ガラスのメリット

防犯ガラスは、2枚のガラスの間に強靭な樹脂中間膜を挟み込んだものです。通常のガラスに比べ、下記のようなメリットがあります。


・破られにくい構造

バールやドライバーでこじ開けようとしても、中間膜によって一気に割れにくくなることにより、貫通されにくくなります。


・破片の飛散を抑える

防犯ガラスは防災の観点からも有効です。もし割れたとしても中間膜があることで破片が飛び散りにくくなるため、被害やケガのリスクを軽減することが出来ます。



1-2.防犯ガラスの中間膜の厚み


樹脂中間膜には、主に2種類の厚さが使用されており、それぞれ目的に合わせて選ぶのが良いでしょう。


・30ミル(約0.76mm):防犯用途に広く使われる厚みで、こちらの厚みで対策をすることが出来ます。


・60ミル(約1.52mm):落石や地震など、災害レベルの対策にも適した強度を持ち、防犯はもちろんのこと、防災面の対策もともにできます。


厚みが増すほどガラスの貫通がされにくくなり耐久性能が上昇しますが、防犯目的の場合は30ミルのものを使用することが一般的となっています。



2.縦滑り出し窓


縦滑り出し窓は縦長でスマートな見た目が魅力です。実際に、その見た目からデザイン性を重視して導入を検討されるお客様も多くいらっしゃいます。

ただし、幅30cm以上の窓を横向きに開けられるこのタイプの窓は、侵入者が身体をねじ込めるスペースが生まれやすいというリスクがあります。


そのため、縦滑り出し窓には防犯ガラスを併用するのがおすすめです。時間をかけさせるほど犯行が発覚しやすくなるため、窓を破られにくくする対策が抑止力となります。


3.横滑り出し窓

横滑り出し窓は、実際に高い位置に設置することが多いため、侵入者が上る手間がかかり、狙われにくい点が特長です。


実際に検討される際は採光やデザイン面も含めて、希望のスタイルに合わせて窓を選択し、防犯ガラスを採用して防犯性を高めましょう。




オススメの防犯ガラスをご紹介:YKK AP 高性能樹脂フレームとLow-E複層ガラス窓 「APW330」


防犯と断熱・デザインを両立させたい方には、YKK AP社の「APW330」シリーズを推奨しています。


安全合わせ複層ガラス(30ミル)

・飛来物が当たっても割れにくく、破片の飛散を防ぐ設計。


・「こじ破り」対策にも効果的で、官民合同会議認定の「防犯性能の高い建物部品」としても評価。


・ 99%以上の紫外線カット機能により、家具や床の色あせを抑える。


こちらの商品の詳細は下記リンクよりカタログをご覧ください。

APW330 商品カタログ



ライフスタイルに合わせた窓の配置をする


窓は採光や通風だけでなく、外からの視線や防犯上のリスクにも直接関わります。そのため、防犯性の高い住宅を目指すには、ライフスタイルも考慮して検討することをオススメします。


・窓を小さくする場合

日頃外出していて普段の家の人気のなさを悟られたくないといった場合には、住宅の正面に窓を設けない、もしくは室内が見えにくいように小さい窓を配置する対策が効果的です。

窓が大きいと室内の様子がよく見えることになるため、これらの対策によって外部からの視線を遮り、留守だと気づかれにくくなるでしょう。


・窓を大きくする場合

一方で、在宅時間が長い方や、常に人がいる家庭では大きな窓を取り入れて周囲に目を配ることが有効です。外部の異変にすぐ気づきやすくなり、侵入者の早期発見が期待できます。

しかし、大きな窓を設置する際は、それだけ侵入が容易になるという危険性もあるため、防犯ガラスの導入は必ず行いましょう。



窓と組み合わせて複合的な防犯対策を


家全体のセキュリティを高めるには、以下の対策を組み合わせるのがおすすめです。


・砂利を敷く

足音が立ちやすく、侵入者にとって大きなリスクになるため、敷地内に砂利を配置する方法も検討すると効果的です。


・人感センサーライト

侵入者が発生した際にセンサーによって突然ライトが点灯し、居住者や周囲からも気づかれやすくなります。また、常時点灯のライトに比べて電気代などの手間を最小限に抑えられる、というメリットもあります。


・電動シャッター

物理的に窓を守り、外出先でもスマートフォンで開閉状態を管理できるタイプが増えています。




・足場になりそうなものを避ける

カーポートや室外機が窓の下にあると、侵入者に利用されてしまう可能性があります。そのため窓とこれらの足場となりうるものの配置には注意が必要です。また、窓の配置が近くなる差異は、開閉機能を持たないFIX窓(フィックス窓)を共に取り入れることも有効です。




・カーポートとFIX窓


・FIX窓(内観)



・防犯カメラ

見える抑止力として、有効な策となる防犯カメラ。コード式のものを選ぶと、コードを抜かれてカメラが機能しなくなるリスクがあるため、電源直結式のものを推奨しています。


オススメの防犯カメラをご紹介:パナソニック製 センサー付屋外ワイヤレスカメラ 「VL-WD813X/VL-WD712X」

こちらの防犯カメラは、人感センサーライト付きで、外出先でもスマートフォンで確認できるワイヤレス対応モデルとなっています。

詳細は下記リンクよりカタログをご覧ください。

カタログはこちら



まとめ


1. 後からリフォームするより効率的

コストを抑え、デザインと防犯をバランス良く両立できます。


2. 窓の構造や配置がポイント

縦滑り出し窓・横滑り出し窓、それぞれの特徴を踏まえて防犯ガラスを導入。


3. 複数の対策を組み合わせる

FIX窓やセンサーライト付き防犯カメラ、電動シャッター、砂利敷きなどで空き巣被害のリスクを大幅に下げる。



防犯リフォームや防犯性能の高い住宅が注目を集める今こそ、家づくりと防犯対策を同時に考えるのが賢い選択です。家族の安心と暮らしの快適さを両立できるよう、ぜひ専門家と一緒に最適なプランを探してみてください。



フクタハウスでは多彩なオプションを組み合わせ、デザイン性・機能性・防犯性を兼ね備えた家づくりをサポートいたします。

「防犯対策をどう取り入れたらいいか分からない」「窓やドアの選択から相談したい」など、何でもお気軽にお問い合わせください。家族と暮らしを守るための住宅プランを、一緒に考えていきましょう。