「そろそろマイホームを建てたいな…」
そう思い立ったものの、「何から手をつければいいの？」「まず何を決めるべき？」と、家づくりの第一歩で戸惑ってしまう方は少なくありません。住宅展示場に足を運んでみたり、インターネットで情報を集めてみたりしても、情報が多すぎて、かえって混乱してしまうことも。
家づくりは、人生で最も大きな買い物の一つ。だからこそ、スタートダッシュでつまずきたくないですよね。実は、家づくりをスムーズに進め、後悔しないためには、最初に押さえておくべき重要なポイントがあるんです。スタートが曖昧なまま進めてしまうと、後々、想定外の時間がかかってしまったり、「こんなはずじゃなかった…」という事態にもなりかねません。
この記事では、岐阜・関エリアで長年家づくりに携わってきたフクタハウスが、家づくり初心者の皆さまに向けて、「何から始めるべきか」を分かりやすく解説します。このステップを知っておけば、家づくりがぐっとスムーズに進むはずです！
なぜ「何から始めるか」が重要なのか？〜家族の価値観共有が最初の鍵〜
いざ家づくりを始めよう！と思っても、すぐに住宅展示場へ行ったり、土地を探し始めたりするのは、実は少し早いかもしれません。家づくりで後悔しないために、そして計画をスムーズに進めるために、一番最初に取り組むべき、そして最も重要なステップが「家族間での価値観のすり合わせ」です。
なぜなら、家は家族みんなが長い時間を過ごす大切な場所だから。一人ひとり、家に対する想いや理想は異なるものです。例えば、
- どんな場所（立地）に住みたいか？
- 予算はどれくらいか？
- 将来の家族構成の変化は？（お子様の予定、親との同居など）
- どんな暮らし方（ライフスタイル）が理想か？（趣味、家での過ごし方など）
- 家の性能（断熱性、耐震性など）はどれくらい重視するか？
- 好みのデザイン（外観・内装）は？
- 注文住宅？ それとも分譲住宅？ あるいは規格住宅？
こうした点について、事前に家族全員でしっかりと話し合い、お互いの考えを理解し、共有しておくことが、家づくり成功の最大の鍵となります。
フクタハウスがお手伝いする中でも、この最初のステップを曖昧にしたまま進めてしまうと、「話が違う」「こんなはずじゃなかった」といった意見の食い違いが後から出てきたり、計画の変更が必要になって、当初3ヶ月で進むはずだった打ち合わせが8ヶ月もかかってしまったり…といった遅延の原因になるケースが見られます。最初に少し時間をかけてでも、家族みんなで家づくりの土台となる価値観を共有することが、結果的にスムーズで満足度の高い家づくりに繋がるのです。
【具体ステップ】家づくりをスムーズに進める４つのポイント
家族みんなの価値観が共有できたら、次はいよいよ具体的なステップに進みましょう。家づくりをスムーズに進めるために、押さえておきたい4つのポイントをご紹介します。まずは、最も現実的な「お金」の話からです。
(1) まずは現実的に！「総予算」の考え方
家づくりでまず考えたいのが「総予算」。建物本体価格だけでなく、土地代（注文住宅の場合）や諸経費（税金、手数料など）も含めた総額を、現実的な範囲で把握することが重要です。無理な予算設定は、後々の生活を圧迫しかねません。
予算の決め方には、いくつかの方法があります。
- 年収から無理のない借入額を考える。
- 毎月の返済可能額を基準にする（現在の家計から算出）。
- 今の住居費と比較して考える（家賃などとの比較）。
- 見学した理想の家から、必要な予算を逆算して考える。
これらの方法を参考に、ご自身の家計やライフプランに合った、無理のない予算イメージを持つことから始めましょう。フクタハウスでは、資金計画のご相談も承っています。
(2) どんな家に住みたい？「家のイメージ・デザイン」を見つけよう
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算と並行して考えたいのが、「どんな雰囲気の家に住みたいか」という家のイメージやデザインです。「ホテルライクな高級感のある内装がいい」「カフェのようなナチュラルな雰囲気が好き」「外観はシンプルモダンにしたい」など、まずは家族で好きなテイストを共有しましょう。
言葉だけでは伝わりにくいデザインの好みは、写真や画像を使って話し合うのがおすすめです。InstagramなどのSNSで「#〇〇テイストの家」と検索したり、気になる住宅会社の施工事例を見たり、住宅展示場やモデルハウスを訪れたりして、「いいな」と思う写真をどんどん集めてみましょう。
集めた写真を見ながら家族で話し合えば、理想のイメージが固まりやすく、後で設計担当者に要望を伝える際にも非常に役立ちます。具体的なイメージを持つことは、家づくり全体の満足度を高めるためにも大切です。
(3) 暮らしを具体化！「間取りのおおまかなイメージ」
デザインの好みと合わせて、間取りについても大まかなイメージを持っておくと、その後の打ち合わせがスムーズに進みます。「完璧な設計図」を描く必要は全くありません。まずは、以下のようなポイントから、自分たちの暮らしに必要な「おおまかな形」を考えてみましょう。
- 平屋か、2階建てか？ （生活動線や将来のことも考慮して）
- 部屋数はいくつ必要か？ （寝室、子供部屋、書斎、来客用など）
- 収納はどれくらい欲しいか？ （WIC、パントリー、土間収納など、重視する場所や量）
- 駐車スペースは何台分必要か？
- 庭は欲しいか？ どんな風に使いたいか？
これらを家族で話し合うことで、「どんな空間で、どのように暮らしたいか」がより具体的になり、設計担当者にも要望が伝わりやすくなります。あくまで「おおまかなイメージ」で大丈夫ですので、まずは理想の暮らしを想像してみてください。
(4) 【注文住宅の場合】「土地の条件」はどう考える？
注文住宅で家を建てる場合、土地探しも重要なステップです。まずは、希望する「エリア」、必要な「敷地面積」（建てたい家の大きさや駐車スペース、庭などから考えます）、そして「土地の予算」について、家族で話し合ってみましょう。
土地探しは、法規制や地盤、周辺環境など専門的な知識が必要な場面も多く、プロ（不動産会社やフクタハウスのような建築会社）に相談するのが一般的です。ただし、メモにもあったように、「どこの業者でも良いとは限らない」ので、「任せきり」にするのではなく、まずは自分たちで希望のエリアや譲れない条件をしっかり考え、その上でプロに相談し、提案内容を吟味するのが後悔しないためのポイントと言えます。
特に「住みたいエリア」がある程度明確になっていれば、予算や広さといった複雑な条件については、プロが様々な情報から最適な候補地を見つけてくれるはずです。土地探しも家づくりの大切な一部として、積極的に情報収集し、検討していく姿勢が大切です。
【重要ポイント】完璧じゃなくてOK！まずは「話し合う」ことから始めよう
さて、ここまで家づくりの具体的なステップとして「予算」「デザイン」「間取り」「土地」という4つのポイントを見てきました。これらを事前に考えておくことは、家づくりをスムーズに進める上で確かに役立ちます。
しかし、ここで大切なことをお伝えします。それは、「最初から全てを完璧に決めようとしなくても大丈夫」ということです。フクタハウスの設計士もよくアドバイスするように、これらの項目について、現時点で明確な答えが出ていなくても、迷いがあっても全く問題ありません。
「予算はまだ具体的じゃないけど…」「デザインの好みも漠然としている…」「どんな間取りが最適か分からない…」それで良いのです。
今回挙げた4つのステップは、あくまで家づくりを進める上での「考えるヒント」や「家族で話し合うためのテーマ」です。メモにもあったように、本当に重要なのは、これらのテーマを通して「どんな暮らしがしたいのか」「新しい家で何を大切にしたいのか」を家族でじっくりと話し合うプロセスそのものなのです。
この「話し合い」こそが、家づくりの最も重要な第一歩。このプロセスを経ていれば、たとえ具体的な要望が固まっていなくても、プロ（設計士や住宅会社の担当者）に相談した際に、潜在的な想いを引き出しやすくなり、より的確なアドバイスを受けられるようになります。焦らず、まずは家族での対話から始めてみましょう。
フクタハウスが家づくりの第一歩をサポートします！
家づくりの進め方、何から始めるかのステップをご紹介しましたが、「やっぱり何だか難しそう…」「自分たちだけでできるか不安…」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんな時は、ぜひ私たちフクタハウスにご相談ください！
家づくりは、お客様ご家族にとって一大プロジェクトです。だからこそ、最初の「何から始めるか」という段階から、私たちがしっかりとサポートいたします。
- 「家族の意見がまとまらない…」→ 価値観を整理するお手伝いをします。
- 「現実的な予算が分からない…」→ ライフプランに合わせた資金計画をご提案します。
- 「どんなデザインがいいか決められない…」→ 豊富な実例からヒントを見つけます。
- 「土地探し、どうすれば…」→ 岐阜・関エリアを知り尽くした私たちがサポートします。
漠然としたイメージでも大丈夫です。モデルハウスの見学も随時受け付けておりますので、実際の空間を体感しながら、理想の暮らしを具体化していくお手伝いをさせていただきます。また、公式Instagram（アカウント名: @fukutahouse ）でも施工事例を随時発信中です。ぜひフォローして、家づくりの参考にしてくださいね！
