「平屋か2階建てか」——岐阜だからこそ、要件から選べる
家を建てようと考えたとき、多くの方が最初に迷うのが「平屋にするか、2階建てにするか」という選択です。
東京や名古屋の都市部では、そもそも土地が狭く2階建て一択というケースがほとんどです。しかし岐阜県エリアでは敷地面積60坪程度を確保できることが多く、平屋を含めた幅広い選択肢が現実的に持てます。
この「選べる」という状況だからこそ、逆に迷ってしまう方も多い。この記事では費用・土地・暮らし方の3つの軸で両者を比較し、岐阜で家を建てる際の判断材料を整理します。
その前に:家づくりは「駐車場」から考える

間取りや階数の話に入る前に、まず決めるべきことがあります。
それは「駐車場の台数と配置」です。
岐阜県での生活は車が欠かせないため、1台ではなく2〜3台分の駐車スペースが必要な家庭がほとんど。駐車場の台数と場所を先に決め、残った面積で建てられる家を考えるというのが、実務上の正しい順序です。
平屋か2階建てかを悩む前に、「駐車場を何台分、どこに置くか」を先に整理することで、建てられる家の選択肢が自然と絞られてきます。
費用で比べる

建築コストは平屋の方が割高になりやすい
同じ延床面積で比べると、平屋は基礎・屋根の面積が大きくなるため、建築コストは2階建てより割高になりやすい傾向があります。
ただしこれは「坪単価」の話です。平屋は階段・廊下といった非居住スペースを省けるため、実質的な居住面積あたりのコストは変わらない、あるいは割安になるケースも多くあります。「平屋は高い」という印象は、延床面積をそろえない比較から生まれていることが多いです。
関連コラム:平屋と2階建てどちらが安い?実は平屋の方が価格が高くなる理由とは
長期コストは平屋が有利
建てるときのコストだけでなく、住んでからのコストも重要です。
- 屋根・外壁のメンテナンスで足場が不要な箇所が多く、修繕コストを抑えやすい
- 階段がないためバリアフリーリフォームの必要が生じにくい
- 老後に2階を使わなくなる「空間の無駄」が生じない
30〜40年のスパンで見ると、平屋の方がトータルコストを抑えやすい場合が多くあります。
土地で比べる

平屋には広い敷地が必要——でも岐阜なら現実的
平屋を建てるには、延床面積の2〜2.5倍程度の敷地面積が目安として必要です。延床30坪の平屋なら、60〜75坪の敷地が必要になります。
都市部ではこの広さを確保すること自体が難しく、平屋は現実的な選択肢になりません。一方、岐阜・関・美濃市エリアは土地価格が比較的低く、60坪程度の敷地を確保しやすいエリアです。平屋が「選べる選択肢」として機能するのは、岐阜ならではの条件といえます。
フクタハウスの分譲地は、全区画で平屋が建てられる
フクタハウスでは、土地の切り方(区画設計)の段階から分譲地の全区画で平屋が建てられるように設計しています。
これは、不動産の仕入れ・造成・区画設計から家づくりまでを一貫して手がけるフクタハウスならではのアプローチです。「土地を買ったら平屋が建てられなかった」という状況が起きません。
平屋にするか2階建てにするかを、土地購入後に悩む必要がなく、ライフスタイルに合わせて柔軟に選択できます。
暮らし方で比べる

子育て世代には平屋が向いているケースが多い
- 子どもの様子がリビングから見えやすく、安心感がある
- 子どもが夜中に階段で転倒するリスクがない
- すべての部屋が同じフロアにあるため、家族のコミュニケーションが自然と生まれやすい
- 将来のバリアフリー化が容易
老後・夫婦2人の暮らしにも平屋は適している
- 毎日の階段の上り下りがなく、身体的負担が少ない
- 掃除や家事の動線が一フロアでまとまり、効率的
- 老後に2階が「使わない空間」になるムダが生じない
来客が多い・プライバシーを重視するなら2階建て
- LDKと個室を完全に別フロアに分けられる
- 子どもが独立した後も個室の用途を変えやすく、ライフステージへの対応がしやすい
- 外部からの視線を遮りやすく、プライバシーを確保しやすい
どちらが正解というわけではありません。「今の暮らし」だけでなく「10年後・20年後の暮らし」も想像しながら選ぶことが重要です。
結局どっちを選ぶべき?判断の目安

ここまでの比較を踏まえて、選択の目安を整理します。
関連記事:「なぜ新築一戸建てで平屋の家が人気なの?平屋の魅力や建てる際の注意点を解説」
平屋が向いているケース
- 敷地が60坪以上確保できる(または確保できる土地を探している)
- 子育て中、または老後の暮らしを見据えている
- 階段のない、フラットで動きやすい家を求めている
- 長期的なメンテナンスコストや生活コストを抑えたい
2階建てが向いているケース
- 敷地が限られており、必要な部屋数を確保するには2階が必要
- 来客が多く、LDKと個室を階で分けたい
- プライバシーを確保しながら、縦方向に空間を活用したい
- 建築コストを抑えて、同じ予算でより広い居住面積を確保したい
⇒「平屋をあきらめたくない!」けれど、現実的に2階が必要という方へ。
新しい住まい形の提案です。
関連記事:「平屋+ちょこっと2階」という新しい暮らし方|平屋の快適さと2階建ての機能性を“いいとこ取り”する選択肢
岐阜で平屋を実現した事例

フクタハウスではこれまで多くの平屋も手がけてきました。岐阜・関市エリアの土地事情を踏まえた平屋の実例は施工事例ページからご確認いただけます。
また、フクタハウスの分譲地については、分譲住宅ページをご覧ください。平屋の住宅も取り揃えております。
まとめ:岐阜で平屋か2階建てかを選ぶポイント
- まず駐車場の台数・配置を決める——残りの面積で建てられる家が見えてくる
- 岐阜は60坪程度の敷地を確保しやすく、平屋が現実的な選択肢になる
- 建築コストは平屋が割高になりやすいが、長期コストは平屋が有利
- 子育て・老後は平屋向き、来客重視・プライバシー優先なら2階建て向き
- フクタハウスの分譲地は全区画で平屋が建てられる区画設計
「平屋にしたいが、自分たちの土地で本当に建てられるのか」「駐車場と家のバランスをどう考えればいいか」——そうした段階からのご相談も大歓迎です。土地の仕入れから一貫して手がけているフクタハウスだからこそ、土地の選び方からご一緒に考えることができます。

